閑居六尺

これは雑記です。 Since 2008.4~ 大分県大分市在住

真っ黒クロスケ 見参!

当社の会長/アイが亡くなって3か月以上となった。
既出「悲しみに暮れた日」(http://d.hatena.ne.jp/chichi7/20120228
最初の頃は居なくなった悲しみで、他の犬のことなど考えられなかったが、老夫婦二人の日常生活ではそれにも限界があった。"セラピードック"の話を持ち出すまでもなく、私たちの心と体を癒す‘セラピードッグ効果’は愛犬家ならずとも誰でもが認めるとこである。

しばらくすると 亡き会長の生まれ替りがどうしても欲しくなってきた。(必要でもあった)

いろいろと検束・情報収集している中で、ある"犬"に出会い、縁を結ぶこととなった。

当家にとって四代目若頭「クム」の誕生。会長が亡くなって丁度1ヶ月後の3月27日に生まれた〈アメリカンコッカースパニエル〉のブラックの男子。亡き会長並みの大型犬ではこれから育てるのに年齢的には無理があり、成犬になっても13㎏(会長の1/4)程度ということで選んだ犬で、30年前の「柴犬」から「ビーグルMIX」「バーニーズマウンテン」に続く4頭目の愛犬である。

1620年にイギリスからメイフラワー号に乗って、アメリカに持ち込まれたコッカースパニエルを改良して作られた犬種がアメリカンコッカースパニエル。スポーティングドッグの中では一番小柄なタイプです。狩猟犬であるアメリカンコッカースパニエルは、「ヤマシギ(鳥)を狩猟するスペインの犬」と言う意味。ディズニー映画「わんわん物語」の主人公にも使われ、アメリカでは人気No.1犬種にもなりました。とあるHPに紹介されていた

この1カ月間詳細な打ち合わせのうえ、2日に、はれてブリーダーのUさんのもとへ迎えに行くこととなった。
大分自動車道から長崎自動車道に、さらに一般道で嬉野から鹿島バイパスを抜け、有明海の干潟が続く海岸線を諫早方面に向かう途中にあるブリーダーさんの店は、遠く有明海を望む恵まれた自然環境の高台にあった。


道中寸景

鹿島市の東に広がる有明海は、総面積約1,700平方キロメートルで東京湾や伊勢湾とほぼ同じくらいの内海です。
有明海の干潟

ムツゴロウ素焼き
有明海のシンボル的な存在。柔らかい干潟に穴を掘って棲む。潮が引いたとき巣穴からでてはい廻る。5〜7月の産卵期にはオスはメスにプロポーズするためにさかんにジャンプを繰り返す。近年著しく減少してきたために有明水産振興センターでは人工増殖をおこなっている。一般的な食べ方は蒲焼きとあるが、帰って初めて食べてみ、私向きではないということがわかった。苦い

おしまさん
鹿島市佐賀県)七浦の沖合い約5kmに浮かぶ有明海唯一の島(沖ノ島)で、男島女島の2つの岩礁から成っており、有明海特有の潮の干満差により干潮時にしか姿をあらわさない。また、島に鎮座する沖髪大明神は昔から航海神、海神、水神として奉られているほかに、雨乞い祈願に霊験のある神としても崇敬されている。
女島には、沖髪または「おしまさん」と呼ばれる石像があり、その昔、有明海沿岸地方が干ばつに見舞われたときに雨乞いを祈願し、人身御供として「おしま」という娘が身を投じ、その後間もなく沖の島に屍となって流れ着き、願いは叶えられ、雨が降り豊作となったことで、おしまをこの島に奉り、雨乞い祈願の神様として信仰したことから、沖の島を「おしまさん」と呼ぶようになったといわれている。  「おしまさん」の石像を平成6年7月に設置した。



飛び出してきた「クム」‥ 4時間近く走ってきた疲れもすっかり吹き飛び、感動ものの出会いが待っていた。
“おいおい なかなかいい子じゃないか!”

引き渡しの説明後


別れを察知した、ご両親や一族の皆さんの惜別ワンワンコールに、後ろ髪をひかれる思いでいよいよ生家の皆さんとの別れ


途中休憩をはさみ往復12時間のドライブにぐったり



会長の跡目を受け継いだ真っ黒クロスケの四代目「クム」
名付親は韓歴ドラマ「トンイ」(NHKBS日曜)ファンのかみさん、トンイの子の名

立派な親分に成長してもらいたい!!