閑居六尺

これは雑記です。 Since 2008.4~ 大分県大分市在住

水化粧の花菖蒲を楽しむ

台風を避け、満開の花菖蒲を観賞しながらのウォーキングという計画だったのだが…
予報では曇り、朝霧にむせぶ方がこの花には似合ってる、などと勝手に思いつつ家を出た。何時ものようにFさんを大分駅でひろって行くので早く出たが、ほどなく次々に連絡電話がかかってきた。 ”今日どうする‥? 降ってるよ‥!””もう家出たー! とりあえず行って見るので 後電”こんなやり取りしていたら 集合場所の「志高湖駐車場」に着いてしまった。 日曜日の朝は何時もより早いもんだ ”来た以上、少々の雨でもやるしかないよねー!”Fさんも同じ気持ちのようだった。
そのうち、次々に皆さん方がやってきた。流石の「豊声会」見事な結束力、誰一人欠けることもなく、しかも普段のパーティーより多い8人衆である。 拍手!

スタート前

前回は2009年だったから4年ぶり、この数年、雨に祟られて来たのは時節柄しょうがなかったが、来てみると 湖畔の野鳥のさえずりや沿道に彩られた紫陽花などが、まるで我々を歓迎するかのごとく迎え、明け方からの雨で湿ったジメッとしたなかを森へと進んで行くと、まるでトトロ。幽玄な空気とともに、神秘的な世界が広がっていた。 “やっぱ来て良かったんじゃない!”とだれかが言ってるのが聞こえた。 

まずは中間点の「自然の家おじか」を目指す。


今日はいろんなとこから来ている。我々とほぼ同じコースでウォーキングしていた「別府湾ウォーキング協会」、Y旅行社などは400人以上の観光客を長崎や鹿児島から送り込んでいた。写真は途中すれ違った「カブスカウト」の少年達、清々しい挨拶に元気をもらう。

森にはいろんなものがある。竹の子、タラの芽、しいたけなど、大半は採ってはならないが、よく実ったグミの木発見!、特に注意看板もなかったので子供の頃を思い出し一粒頂いてみた。 懐かしい味に一同沈黙 それぞれの思い出に浸っているのだろう。 得した気分になる


「自然の家おじか」で一服したら戻りのコースである。

神楽女湖菖蒲園(かぐらめこしょうぶえん)
阿蘇くじゅう国立公園内の標高約600mの高地にあり、四方を山に囲まれた神楽女湖は、平安時代鶴見岳神社の歌舞女が住んでいたという伝説から名づけられた湖である。昭和55年から湖畔に花菖蒲の植栽を繰り返し、今では肥後系を中心に約80種1万5000株、約30万本が咲いている。

この神楽女湖に着いたのが11時頃だったろうか、すでに大勢の来場者で混み合っていた。皆 手にはデジカメを持ち、俄かカメラマンと化している、女性達も大勢詰め掛けて来ており、‘菖蒲と勝負’の真っ最中。 我々も負けじとパチパチ どうだー!


多年草の菖蒲は1年で枯れることなく次の年も美しい花を見せる。
神楽女湖菖蒲園では、1年草、3年草などの立て札があり区別されていた。年数がかさむにつれ茎数が多くなるので毎年広がっているのだろう。4年前より数が増えていたような気がした。

花菖蒲にもいろいろな種類があり、早咲きや遅咲きがあるので7月20日頃まで楽しめるようです。

折からの霧雨が、花にしっとりとした潤いを与え、まるで花弁に薄く化粧を施したように透明感のある美しい肌を現出していた。
これが日本人の美のルーツともいうべき「水化粧」であろうか (解釈が間違っていたらコメント願います)






そして恒例の閉めは 温泉タイム
先日初めて立ち寄った「豊山荘」
受付の女性の気さくな応対が気に入ったので

CMをどうぞ
『ちょっぴり贅沢』なひとときをどうぞ
つるヌルの「美人湯」に驚く!


 浴場





綺麗になるのはいいが 目方は減らず 困ったもんだ!!