閑居六尺

これは雑記です。 Since 2008.4~ 大分県大分市在住

継がれゆく演奏

21日は2年間の練習成果を見て聴いていただきました。

音の泉ホール(約700席)をほぼ埋めていただき、ブラボー!の声、万雷の拍手、心より感謝しているところであります。

個人的には花束を頂きご来場いただいたH野さんをはじめ、多数の励ましのコメントに力付けられ、次回への新たなる意欲が広がりました。
何か大仕事を成し遂げたというホッとした気持ちとともに、演奏を振り返り次回への糧とすべく反芻しているところです。

合唱生活が、生活の一部化されていたことに改めて気付くとともに、古希を迎える年齢となり、"あとどのくらい歌っていけるかなー、声質が落ちてきたなー"などなど、大勢いる先輩方の前で僭越なことですが考えたりしております。

今回特に注力してきたのは、自主的な練習で自宅練習の時間を増やすこと、パート練習も自主的に行うこと。暗譜はせめて2か月前までには終えておくこと。発声に影響する腹筋を鍛えるなどの体力づくりやボイトレなど毎日行う。などなどを掲げました … ある程度は守られましたが 
ウーム 継続していくことはなかなか大変なことでした。

準備体操

ゲネプロ

舞台袖
ボイストレーナーのN名さん応援に駆け付けていただきました。ありがとうございました

発声については、だいぶ進歩してきたと感じつつ、10年以上練習してきたのに未だに満足いくものではありません。(永遠の課題とは思っておりますが)
いろいろ参考となるものを読んでまいりましたが、(大体同じ方法論を解説しております)結論として、発声の課題を持つ人はその人が固有に持っている発声上の癖が原因であると思いました。私の場合は、声が低いため多少無理につり上げているようです。その無理がたたり息のコントロールが出来なくなったり、耳がおかしくなったり、喉を傷めてきたようです。
フレーズを歌う前半や中低音域で、すぐにに息を使い果たしてしまう。自分の癖とどれだけ戦えるか? が 私の今回のテーマでありました。
息を細くし、必要なところに通すように歌詞をリズム通りにmp声で発音し、ブレスが長持ちする方法を探しました。(試行錯誤中、“声が小さい!”と指揮者からは注意されておりましたが)
頭声・発声に注意しながら、無理せず自然に換声出来るよう練習していると、今まで時々あった耳鳴りがなくなり喉も楽になったようです。(響きに影響する‘口腔’‘咽頭’‘鼻腔’に通っているかは確かめようがありませんが)

とはいえ 自分のことは自分ではなかなか判らないものです。

ダークダックス特集のうち4.5番目の曲はご存じない方も多いと思いますが、哀愁を帯びたロシア民謡で、我々低音部が目立つ歌でしたので張切って演奏させていただきました。

2ステージの吉田正作品集は、誰でも知っている歌謡曲なるが上の難しさがありました。“きれいに歌ったね”とコメントをいただきました。この方、多分どう表現していいかわからなかったのではないかと思料しますが、この曲集男声合唱で歌ってみるとこうなります、という意味では面白い試みだったと思います。(といいつつ、やっぱ飲み屋向きかな?)

3ステージはいずれの曲も、それぞれの組曲の中の良い曲取りであり、合唱曲の定番中の定番で失敗はできないものばかりであります。これからもずっと歌い継いでいきます。

宮沢賢治の「永訣の朝」は14分近い長曲に加え、彼の世界観の中に入っていかなければ歌えないという難曲に挑みました。詩情に沿っていたかどうか大変気になっております。

全15曲にアンコールで2曲、気持ちよく歌わせていただきました。

打上



翌々日の杵築市民コーラス30周年記念コンサート」

 

団員の T田、S野さんの2名が参加のコンサートということで、早速行ってまいりました。

2時間の間に42曲の演奏。しかも10分間の休憩中も男声のみで2曲。  ウヘー!

演奏中にサックスやフルートやリコーダーを持って加わる人がいたりして面白ーい。

「国東半島賛歌」作詞・作曲(指揮者)の紹介や感謝状贈呈など "地産地唱"も素晴らしいことでした。

なによりも、来場者が10曲(唱歌)も一緒に歌わせていただいたこと 来ていたN会長と二人で思いきり歌わせていただきました。


盛りだくさんのコンサート大変楽しみました。ありがとうございました



歌い継がれる演奏会2つ ブラボー!!