“これ見てー、「クム」にそっくりじゃない”とかみさんが雑誌を持ってきた。
25ans 11月号
イギリス王室のウイリアム王子とケイト妃の飼っている愛犬で、名前はLupo(イングリッシュ・コッカースパニエル、「ルポ」4歳)住居に程近いケンジントン・ガーデンズで、ケイト妃が散歩させる姿が目撃されたものである。
この犬種は、イタリア語でオオカミの意味ではあるが、陽気で好奇心が強く、飼い主にはとても従順だと言われている。とにかく運動が大好きな猟犬だけあって、公園にいる鳥やリスを見つけると追いかけ始めるような活発な犬だそうだ。王子もケイト妃もこの「ルポ」をとても気に入っているという記事であった。
(デイリーメイル紙によれば、キャサリン妃の実家ミドルトン家からクリスマス前に生まれた子犬を譲り受けたとのこと。結婚前も「オットー(Otto)」という名のコッカースパニエルを飼っていたという)
コッカースパニエルはもともと人気の犬種だが、ケイト効果で人気に火が付くかもしれない。
我が家の「クム」と同じ黒の毛色なので似ているわけだが、犬種は多少違う。「クム」はアメリカンコッカースパニエルです。
左の写真が「ルポ」 右は「クム」 ルーツが同じだけにそっくり
"アメリカンコッカースパニエルのルーツ"
1620年にイギリスからメイフラワー号に乗って、アメリカに持ち込まれたコッカースパニエルを改良して作られた犬種が、アメリカンコッカースパニエルとなったもので、つまりEコッカの親戚がAコッカなのであります。
前述のとおり、もともと狩猟犬であるAコッカースパニエルは、「ヤマシギ(鳥)を狩猟するスペインの犬」と言う意味。ディズニー映画「わんわん物語」の主人公にも使われ、アメリカでは人気No.1の犬種にもなりました。(ちょっと自慢で恐縮です)
時々名前の由来を訊ねられるのでついでに説明します。
トンイクム
NHK韓流ドラマ"トンイ"の主人公トンイ(母)の子で幼少名が「クム」(昑 kum、夢という意)です。成人後朝鮮王朝「英祖」(ヨンジョ)となり、歴代27君主中最も長い(1724〜1776年)52年間、21代国王を務めました。このよく観ていたドラマからいただいた名前ですが、発音的に判り難いらしく皆さん良く首を傾げます。
我 若頭の「クム」は、11月27日で丸8か月(245日経過)となりました。
孫のいない我々夫婦にとって、9ヵ月前に亡くなった愛犬の生まれ変わりと思い、家族の一員として大切に育てていますが、奴はそれをいいことに我まま放題の暮らしぶり。参考書なんぞを購入し躾をしてますが……
なかなかテキスト通りにはいかないものです。
楽しい事が大好きでやんちゃ、腰瓢箪のように纏わりついてくる、そのあどけなさについついスポイルしてしまい反省の毎日。互いのせいにしては夫婦げんかのもとになったり、誰かれなく親愛の仕草(ハグするような)で近寄っていくため、犬を寄せ付けない人たちにはよく叱られる。などなど いろいろあるが
奴の可愛い誘惑に負けないように!溺愛しないよう気を付けねば!("親バカ"ならぬ"犬バカ"?です)
我がコッカ(家)は「クム」 日本のコッカ(国家)リーダーは、16日に決まる。